新聞報道等で、個人情報に関する記事がでましたが、新たな事案が発生しています。親権者が、保護者説明会の記録を開示請求しましたが、開示された文書は、・市教委が作成した「保護者説明会概要」・学校による説明文書上記二点でした。保護者説明会に参加された方なら、書記が二名いて議事録を取っていた事をご存知と思います。更に、説明会中にご親族が、書記二名の所に歩いてゆき、顔・氏名・議事録内容を確認していたのも、参加された方なら、記憶なさっているはずです。にも関わらず、この二名の書記が書いた議事録が、開示されていません。市教委が作成した「保護者説明会概要」では、市教委に都合が悪い部分は全面カットされています。又、説明会当日に無かったと思われる内容まで、加筆されております。特に、事件当日に校長が、「不適切な指導」について、ご親族に謝罪した話しや、通夜での教育長の発言は、跡形も残っていませんでした。この開示請求は、保護者説明会に参加された方なら、何方でも請求出来る権利がありますので、一度請求されて確認されれば真実が理解出来ます。(文書代として50円必要です。)※注 報道された内容は、前任の青少年育成課長が担当でしたが、 今回の件は、後任の青少年育成課長が担当です。尚、保護者説明会後に行われた校長の記者会見の内容は、同席した青少年育成課職員の確認や、校長の会見内容まで、市教委主催で、マスコミを集めて詳細な検証が行われています。
今朝の全国版ワイドショーで、福山市内の公立小学校で、本事件の教員と、同じような事をやって、定職6ヶ月の処分を受け、依願退職した教員がいたニュースが流れました。(県教委のHPに、懲戒処分は公開されています。)本事件の教員は、・生徒にハサミを投げた。・胸ぐらを掴んで、雑巾でビンタした。・生徒に向かって、机を蹴り倒した。・部活動の指導は、説諭ではなく、罵声の嵐だった。・指導部屋に何日も監禁状態にし、付き添いの教員も無しで、反省文を書かせた。上記内容が確認されています。(調査委員会も確認済みだそうです。)調査報告書に、本事件の背景として、この教員達の所業が書かれなかったのは、なぜでしょうか?県教委・豊かな心育成課の職員は、これらの行為は体罰にあたると話したそうです。なのに、今現在も処分をされた教員は、一人もいません。それどころか、この学校の同じ部活で、二件の再発案件が、報告されています。この再発案件について、県教委・豊かな心育成課長補佐は、教職員に指導していたと話したそうですが、指導した内容の説明を問うと、無回答だったそうです。(なぜ再発したのかとの問いにも、無回答だったそうです。)
新しい教育長に、元東広島市内の小学校校長がなるそうです。校長出身だからと言って、過度の期待はしない方が良いです。昨年末から懲戒処分を受けている人間の大半は、現職の校長です。校長自身が体罰を行ったり、女性職員にセクハラを行ったりしています。教員が聖職者と呼ばれたのは、過去の話しと考えた方が良いと思います。トップが代わっても、市教委の職員は、そのままです。この事件に深く関わっていた教職員も、様々なタイミングで異動しています。 元学事課長(現校長) ・・・ 通夜に参列 前青少年育成課長(中学校校長) ・・・ 通夜に参列、報道窓口、個人情報窓口 前調整監・学事課長(県教委) ・・・ 本件の総窓口 現調整監・学事課長(小学校教頭) ・・・ 本件の総窓口 前校長/学校付け職員(依願退職) ※注 県教委・小中学校人事係の課長補佐によれば、人事異動に関する内容は、 個人情報保護法の対象にならないそうです。 上記内容は、県教委発表分のみです。この様々なタイミングを調べれば、色々な事が見えてきます。
7月5日の中国新聞朝刊に、「尾道いじめ問題 保護者が監査請求」の記事があります。保護者が、「公平性、中立性のない委員の人選や要領に基づいた設置を違法・不当」として、住民監査請求として求めたものです。この内容について、本件でも検証が必要ではないでしょうか?・公平性、中立性の第三者が人選されたのか?この事件の調査委員会も「公平性、中立性の第三者」とされています。この調査委員の市教委との関わりを調べれば、色々な事実が出てきます。もっとも顕著なのは、任命時点で、市教委・青少年育成課の非常勤職員だった人物もいます。(東広島市総務部職員課人事係長が、市教委・事務局の職員課に確認)又、市教委・青少年育成課の職員と研究発表を行ったり、県教委の職員だった人物もいます。・調査活動を行ったのか?「星になった少年」にある文教厚生委員会が配布した調査報告書を読むと、アンケート実施が3月となっています。 なぜ3月と言う遅い時期なのでしょうか?又、調査報告書の提出は、5月と報道されていましたが、なぜ遅れたのでしょうか?これは、ある人物が、長期不在だったからとの情報があります。不在期間中の報酬は、どう処理されたのでしょうか?・市教委が調査委員会に関与していないのか?事務局員と言う立場で、関与を正当化しています。しかしながら、指導課長補佐が毎回司会を務めたそうです。又、前調整監・学事課長も、毎回会議に参加していたそうです。(親族が呼ばれた二回の会議には、この二名は現れなかったそうです。)アンケートの開封作業も、市教委が行ったそうです。アンケートについては、保護者分も二年生だけと、委員長と副委員長は説明したそうですが、説明したアンケート内容が、明らかに三年生の保護者のものである事を指摘されると、調査報告書が最終段階にあるにも関わらず、翌週に全学年ですと訂正したそうです。調査すればするほど、色々な事案が出てきますが、東広島市は調査していないのですか?
指導の仕組みとやり方に問題があるのです。ささいな事で何人もの教師が長時間指導する仕組みをご存じでしょうか。実際にあった例ですが、指導が執拗すぎると抗議した際、その指導に関わった教師から、「数人の教師が既に指導を行い、もう本人(生徒)は充分分かっており、自分の指導は不要と思ったが、役割として自分も指導を行わなければならなかった」と本音を言われたことがあります。またある教師は「この執拗な指導の仕組みはおかしいと上司に意見したが何も変化しなかった。これ以上意見したら自分は教師を辞めざるを得ない」と言われたこともあります。教師たちはこのような義務・仕事としての指導を日々行わなければならないため、教科の準備をしたり研究をする時間がなくなり疲弊しています。執拗な指導は生徒だけでなく、教師をも追い込んでいるのです。叱らなければならないような出来事があったなら、そこに出くわした教師がその場で叱ればよいと思います。何人もの教師がその教師たちの義務としての指導を行うことに、心も愛情もありません。このようなシステムを作っている教育現場に怒りを覚えます。
問題の上流には、教育現場のシステムがあるんですね。ささいな事で何人もの教師で行う長時間の指導は、生徒を傷つけるだけです。例外として、指導時に生徒が反抗して暴力的な場合のみ、何人もの教師で指導するという事に賛同できます。「その可能性大きく育てるなら東広島市」というコマーシャルがありました。このフレーズ通りなら、教育現場は、「長所伸長」であるべきではないでしょうか?「短所是正」に偏ってしまうと、閉そく感しか生みません。心ある教育ができるシステムとなるように改善して欲しいものです。
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